短歌
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あかるさのなかにかるさのある世界わたしひとりがおもみで浮いて
角川短歌 2020年3月号「角川全国短歌大賞」 永田和宏選 特選
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丸められきっとあなたの手のひらでゆっくり溶けてそれから、うれしい
東京新聞 2018年12月23日「東京歌壇」 東直子選
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あなたとのあいだをつなぐ蝶道のやうにはなうた歌ふ 届いて
東京新聞 2018年11月25日「東京歌壇」 東直子選
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もうないよ、と言えずにぼくら搾っては零れるしずくの笑みで触れ合う
日経新聞 2018年11月24日「日経歌壇」 穂村弘選
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柴犬のゆめのなかではぼくもまた 蝶々になったり きっとするんだ
日経新聞 2018年9月29日「日経歌壇」 穂村弘選
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優しくて幸せすぎない夢がいい 夜の通りをほんのり照らす
東京新聞 2018年8月5日「東京歌壇」 佐佐木幸綱選
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たんぽぽは黄色いきのこと言うきみのまぶたは春の平和のかたち
東京新聞 2018年5月20日「東京歌壇」 東直子選
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夜桜が好きだと言ったぼくたちはかなしい夢を見ても生きてく
日経新聞 2018年4月21日「日経歌壇」 穂村弘選
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着ぐるみが小さなじぶんを配ってる 駅前 ひとはそれほどいない
ダ・ヴィンチ 2018年5月号「短歌ください」 テーマ「ぬいぐるみ」 穂村弘選
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かなしみをごまかすための回想と多弁の夜の三時は長い
東京新聞 2018年4月1日「東京歌壇」 東直子選